胡椒作りは忍耐
以前、この「知恵胡椒」でお伝えした通り、胡椒の木を植えてから、成長するまでは8年という長い歳月を必要とします。07年6月15日の「商品ニュース」で商品部の伊藤氏は次の見出しで記事を書いています。
「相場急騰でも他商品に逃げるコショウ農家」
理由は複数あるが、主には次の2つ。
1)作付けから収穫までに時間がかかること
先に述べた通り胡椒は作付けから収穫まで長い年月を必要。そこで、農家が楽に収益を得られる、パーム油やコーヒー等への転作が始まり、胡椒の原産に繋がってしまう。
2)収穫から商品化までに手間がかかること
白胡椒の場合は、収穫した実を水に2〜3週間ほどつけ、その後、天日に干す。その後、胡椒の実を洗いながら、種子と分離させ乾燥。やっと、白胡椒が出来上がるというわけである。
また、胡椒の相場はジュグラー循環と同様、10年周囲で上昇を繰り返すとのこと。理由は、ご想像頂けると思いますが、相場に合わせて、産地が一斉に転作等を行うため増産や原産に動くためとのこと。マレーシアでは、1998年ー2000年にかけて高値。その後、ベトナムなどの生産が拡大したため、値下がりに転じています。
胡椒の商品化までの長い歳月を待てる「忍耐」と、胡椒の価格決定に自分の知らないところで、動いてしまうことに耐えられる「忍耐」。
どんな、胡椒を作っている方々が、どんな農家の方々か。お会いしたいものですね。
| 固定リンク

コメント